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コロナウイルス Q & A

[2020.03.23]

<当院の外来でお伺いいたしましたご質問(Qestion)と、

その回答(Answer)の一部をここにお伝えいたします。>

<Q and A>

Q1 いつ頃コロナウイルス感染は治まりますか?

A1 現段階で確定的な答えはありません。

豚インフルエンザのように収束しないで、そのまま共存という形になるという予想もあります。

国際医療福祉大学の和田浩二先生は、日本医事新報社の中で以下のコメント出されています。「今後、流行は年単位で続くと考えられます。」とのことです。

またSIRモデルという数学的解析モデルによりますと、一人の患者が1週間に1.5人に感染させ、1週間に感染患者1人あたり0.5人の人が回復するというモデルにしてみると、ピークは28週目で、終息は58週時点となります。(但しこれには海外からのもちこみは想定されていません。) 2020年2月初めに流行開始とすると、同年8月にピークとなり、来年の3月中旬に収束となる予想です。 ちなみに日本の人口1億人とすると感染者数の最大値はこのモデルだと3671万人と計算されています。

 

Q2 どのくらいの人がかかってしまうのでしょうか?

A2 はっきりとした根拠はむつかしいです。ドイツのメルケル首相は 60%から70%の国民が感染するだろうと話しています。(上述A1のモデルは、日本の全国民が一度は罹患する、すなわち100%の国民が一度は感染する計算に設定されています。)

 

Q3 気温が上がる夏になったら、治まってくるのでしょうか?

A3 世界保健機関(WHO)は3月6日、新型コロナウイルスの終息時期について、「夏になればインフルエンザのように消えてなくなるだろうという希望的観測は間違っている。そうなる証拠は今のところない」と述べています。

確かに、高温多湿のシンガポールでは、コロナウイルスが発生はしていても、国内発生数の封じ込めに成功している事実はあります。また、コロナウイルス自体、湿度があると増殖が抑えられるという報告もあります(湿度50%でカ氏72度((セ氏22.22度))にすれば、ウイルスの活動が収まることが判明したという報告です)。

しかし、現段階ではコロナウイルスのウイルス学的性状が十分解明されていないこと、ほとんどの人がコロナウイルスに免疫をもっていないこと、万が一夏に北半球でコロナウイルスの活性が抑えられると仮定しても、夏になると南半球は冬であるためそこへ無症状病原体保有者が移動し、ウイルスが保持される可能性があること、などから終息時期を2020年夏と考えるのは現状では根拠に乏しいと思われます。

 

 Q4 公園で子供を遊ばせるのは安全でしょうか?

 A4 遊具に唾液や鼻水などがついていて、そこを触る機会がある場合と、サッカーなどでボールを足で蹴るような場合では少し話が異なります。

(プラスチック上で 数日間、空気の中では3時間ウイルスは活性を維持できるという報告があります。対流があればエアゾルは、ほぼ希釈され戸外での感染は非常にまれと考えられます。)

 

Q5 電車内で感染するリスクはどのくらいでしょうか?

A5 「新幹線や飛行機、電車、バスなどでも乗客が多い場合は人との距離が近くなり、感染リスクはあります。満員電車より、時差出勤などですいている時間帯に乗った方がリスクを減らすことはできます」。久留米大の渡邊浩教授(感染制御学)「乗った後は手洗いをしっかりするといった予防策を徹底してほしい」とのことです。

 バスや電車など、感染者と近くで接触する可能性が高い乗り物は感染リスクがあるとのことです。満員電車の場合、乗っている時間が短くても常に接触感染に近い状態になります。会話しているだけで1メートル以内にしぶきがとぶ。新幹線や船では、トイレなどに移動する際、手すりやドアノブをさわることで、席が離れていても感染する可能性があります。

 東京医大病院渡航者医療センターの濱田篤郎教授は、「過剰に反応しないでほしいが、ウイルスはつり革や手すりなどどこにでもいます。マスクをしたり、乗り物から降りた時に手洗いや消毒をしたりすることが予防につながります」と話されています。

 

 

そのほか、ご質問のあるかたは、お気軽にyamamoto@isogo-cl.com 

へメールを頂ければ幸甚です。当方で答えられる範囲で、できる限り

対応させて頂きます。

 

 

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