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内科の病気 よくある症状から

次のような症状がある方は受診してください

風邪発熱、頭痛、咳がとまらない、痰がからむ、胸痛、息苦しい、疲れやすくなった、体重の減少、立ちくらみ、吐き気、ひどい肩こり、貧血など。

当院の治療方針

内科的な疾患は、いろいろな自覚症状で始まる場合があり、重大な病気の前兆であることもあります。

当院では、全ての可能性を考えながら、今の病気に対して、わかりやすく説明を行い、しっかりとした情報開示を心がけて、健康で快適な生活にいち早く戻れるように援助いたします。ささいな症状だと思っても、一度当院にご相談ください。

症状から考えられる病気

 通常、本やインターネットのHPではまず病気の名前があって、その病気の特徴や症状、検査結果、治療法、その後の予想される経過などが書いてあるのではないでしょうか。

 でも患者様や我々医療者が接する病気というものは、私は「がんです!」とか、名札をつけているわけではありません。むしろ「なんとなくだるい、ごはんがおいしくない、体重がこの3か月で2kg減ってきた。そういえば、便秘と下痢をくりかえすようになってきた。」などの症状が最初にあるのです。

 

 そこで、ここでは、いろんな症状をとりあげ、その症状を呈しうる病気ならびにその病気の簡単な解説を書いていきたいと思います。

 

一般的な症状

① 浮腫(むくみ)

局所性浮腫(手足のうち1本もしくは2本に限局)
  • 深部静脈血栓症
  • 静脈弁不全
  • 膝窩嚢腫(関節滑液嚢腫)
  • 蜂巣炎(皮膚の下の軟部組織に菌がはいり炎症をおこす)
  • 外傷による毛細血管透過性亢進
  • 骨盤内の癌(前立腺がん、子宮がん、卵巣がん、直腸がんなど)
全身性浮腫
  • うっ血性心不全
  • 心膜炎
  • 肝疾患
  • ネフローゼ症候群(腎臓からタンパク質が大量にもれでてしまい、血管の中のタンパク質濃度が下がった結果、血管の中の水が血管の外に移動して浮腫が生じる)
  • タンパク漏出胃腸症 (メカニズムは上記と似ている。タンパク質を失うのが腎臓ではなく腸であるという違い。)
  • 栄養不良
  • 急性腎炎(溶連菌感染後などにおこる。血尿、蛋白尿、浮腫が特徴)
  • 特発性浮腫(原因不明のもの)
  • 粘液水腫(甲状腺の働きがおちているときに起こる。)
  • 旋毛虫症(生の豚肉接種後に寄生虫で発症。筋肉痛、発熱、目の周りの浮腫)
  • 片麻痺(脳卒中患者で麻痺側に浮腫が生じる)
  • リンパ水腫
  • 糸状虫症(フィラリア寄生虫による)

     

 ② 疲労

身体性の疲労・・・休息や睡眠で疲労が減少することが特徴
  • 感染性疾患

    熱があるとき

    結核

    エイズ

  • 代謝異常

    糖尿病、甲状腺機能低下症(頸部にある甲状腺のはたらきが低下し、体の活動性が低下する病気)、副甲状腺機能亢進症(副甲状腺ホルモンがもつ血液の中のカルシウム濃度をあげる働きが過剰になった結果、高カルシウム血症となり疲労感を訴える。)、下垂体機能低下症(甲状腺ホルモンや副腎ステロイドホルモンなどの分泌を刺激する下垂体ホルモンが、減少することで結果的に元気がなくなり疲労感がでる。)、アジソン病(副腎皮質機能低下症:副腎ステロイドホルモンが分泌低下し、だるさや、ひどい場合血圧低下をきたす病気)

  • 血液疾患

    貧血 (酸素を体中に運ぶ赤血球の数や、赤血球の中の酸素をくっつけるヘモグロビンというタンパク質が減った結果、体中に酸素がいきにくくなりすぐに疲れてしまう状態。)リンパ腫および白血病(血液のがん。貧血をともない、だるくなる)

  • 腎疾患

    急性腎不全 (急激に起きた腎臓の働きの低下の結果、老廃物を尿にこし出して捨てられなくなり、血液の中に老廃物がたまった結果、疲労感が出現する。)

    慢性腎不全 (徐々に年単位にわたって腎臓の働きが低下していき、上述の老廃物蓄積に加え、腎臓からでる赤血球を作りなさいという指令のホルモン(エリスロポイエチン)が低下した結果、貧血も併発し、疲労感が出現する。 

  • 肝疾患

    急性肝炎 (突然に食欲不振、吐き気とともに倦怠感が出現し、黄疸が皮膚にでる)

    慢性肝炎および肝硬変 (体がだるい、疲労感、食欲不振ではじまり、進むと肝硬変になり、手のひらが赤くなったり、おなかに水がたまったりする。)

  • 炎症性疾患

    結合組織病(膠原病)  自己免疫の炎症により、疲労感が出現。炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)腸における炎症、下痢、下血などで体力が奪われ、疲労感が出現。サルコイドーシス(類肉腫) 原因不明の病気で、炎症細胞の集積(肉芽腫)がみられることが特徴。肺や眼などに病変が出ることが多く、咳や呼吸困難のほか、疲労感もでる。

  • 慢性肺疾患  低酸素血症、呼吸筋の疲労により慢性的に疲労、息切れが生じる。
  • 慢性心脈管疾患  慢性心不全では、息切れとともに疲労が生じる。
  • 腫瘍性疾患   腫瘍細胞にアルブミンなどの栄養分をとられていくため、

      全身の栄養が不足し、筋肉などが分解されて不足分を補ったりしていくため疲労が生じる。

  • 慢性疲労症候群  ほかの身体的精神的な病気がなく、6か月以上持続もしくは、反復する病気。若年女性に多い。
  • 患神経筋肉疾  神経や筋肉の変性が起きる結果、筋力が低下し、疲労を来す。
  • そのほかの疾患

    薬物治療、アルコール中毒、麻薬・覚せい剤乱用

 

心因性の疲労
  • 不安状態 どんなに休息しても眠ってもだるさがよくならないのが特徴。 うつ病  きまったパターンはないが必ず悲観などのほかの症状をともなう。

 

 

 ③ 原因不明の熱

感染症
  • 結核
  • 膿瘍
  • 肝・胆道の感染
  • 心内膜炎
  • 尿路感染症
  • サイトメガロウイルス感染症
  • 骨髄炎
  • ブルセラ症(ブルセラ属菌による人獣共通感染症)
悪性腫瘍
  • リンパ腫(血液のがんのひとつ。全身のリンパ節が腫れる)
  • 白血病(血液のがんのひとつ。正常な血液細胞がなくなり、腫瘍細胞がかわりに血液や骨のなかを占めてしまう。その結果、感染症への防御が働かなくなり、貧血が生じ、血を止める働きも低下して出血しやすくなる。原子爆弾などの放射能をあびると70年たっても高率に発症する。)
  • 固形腫瘍(脳腫瘍、甲状腺がん、肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵がん、肝臓がん、胆のうがん、子宮がん、卵巣がん、精巣腫瘍、腎がん、膀胱がん、前立腺がん、皮膚がんなど)
膠原病
  • 若年性関節リウマチ
  • 全身性エリトマトーデス(SLE)
  • リウマチ熱
肉芽腫性疾患
  • クローン病
  • サルコイドーシス
  • 巨細胞性動脈炎
その他
  • 詐熱(仮病)
  • 周期熱
  • 多発性肺塞栓
  • 血種
  • 薬物熱
  • そのほか
入院精査しても診断のつかないもの

 

 

 ④ 原因不明の体重減少

食欲が亢進するのに体重が減る場合
  • 糖尿病か甲状腺の働きが亢進する病気(甲状腺機能亢進症)である。
代謝(体の中のエネルギー消費)が亢進して体重が減少するもの
  • 中年あるいは高齢者の体重減少ではすぐに原因がわからない場合、がんなどの悪性腫瘍を考える。
  • 発熱を伴う体重減少は、感染症、腫瘍、脳血管障害、代謝異常(甲状腺機能亢進症など)を考える。
  • そのほか、体の代謝(エネルギー消費)が亢進した状態でおこる体重減少の原因としては、うっ血性心不全(心臓の一番大切な左心室という部屋の前後の弁が働きがこわれたり、左心室の動きそのものが悪くなったりして、肺から血液を汲み取ることができなくなる心不全。肺に血液が充満し(うっ血し)、呼吸困難を起こす。)や、結核などの慢性感染症、過度の身体活動などがある。
食欲不振あるいは摂取量減少によるもの
  • 精神的ものやアルコール中毒、独居高齢や貧困家庭などがある。
  • また口の問題としては、カンジダ症(カビの一種)やベーチェット病やビタミン欠乏などによる口内炎、入れ歯が合わない、飲み込みが下手になり誤嚥するなどがある。
  • 薬物による食欲低下は、心不全や不整脈の治療に昔から使われているジギタリスという薬やアルコール中毒で起こる。
  • 食欲不振となり体重減少を起こす状態が、病気の初期の症状もしくは主な症状のことがある。
  1. 感染症(結核やエイズなど)
  2. 甲状腺などの病気
  3. 貧血などの血液の病気
  4. 腎臓の病気
  5. 肝臓の病気(急性肝炎や慢性肝炎、肝硬変)
  6. 腸での栄養吸収が悪い状態
  7. 悪性腫瘍(がんや白血病)
  8. 慢性疼痛症候群

 

 ⑤ 睡眠障害

狭い意味での睡眠障害
  • 睡眠の開始の異常(なかなか寝れない)
  • 持続の異常(途中で目が覚める)
  • 過度の眠気(必要以上に寝てしまう)  睡眠無呼吸症候群、ナルコレプシー(日中いつでもどこでも強い眠気を症状とする病気。原因不明)、夜間睡眠不十分
日周期リズム異常
  • 1日の睡眠と覚醒のリズムの異常(時差ぼけや交代(シフト)勤務などで生じる)
パラ睡眠
  • 覚醒、半覚醒、睡眠ステージ移行の異常による睡眠障害
内科もしくは精神科の病気のどちらかに合併する睡眠障害

 

 

皮膚の問題

⑥ かゆみ

⑦ じんま疹と血管性浮腫

 

心血管の問題

⑧ 胸痛

⑨ 動脈性高血圧

⑩ 動悸と心拍の異常

⑪ 末梢血管障害

 

呼吸の問題

⑫ 呼吸困難

⑬ 喘鳴(ゼイゼイ)

⑭ 咳

⑮ 喀血(咳とともに真っ赤な血を吐く)

 

消化器系の問題

⑯ 腹痛

⑰ 吐き気、嘔吐(実際に吐く)

⑱ 胸やけ

⑲ 下痢

⑳ 便秘

 

筋肉骨格系の問題

㉑ 手足の先の方の関節の痛み

㉒ 筋肉痛

㉓ 肩の痛み

㉔ 腰痛

㉕ くびの痛み

 

血糖と甲状腺の問題

㉖ 高血糖

㉗ 低血糖

㉘ 肥満

㉙ 甲状腺腫大(首にある甲状腺の腫れ)

㉚ 脂質異常症

 

神経の問題

㉛ 頭痛と顔面痛

㉜ 失神

㉝ めまい感とめまい

 

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