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アレルギー科

Allergy

アレルギー科|いそご内科・呼吸器内科|京急杉田駅徒歩3分|JR新杉田駅徒歩6分

アレルギーの病気について

アレルギー

私たちの体には、外部からウイルスなどの異物が入ってきた際に、抗体を作って異物と戦う「免疫」という機能があります。

アレルギーはこの免疫反応が、特定の物質に対して過剰に起こる反応のことをいいます。

アレルギーが起こる原因は解明されていませんが、生活環境の変化や特定の物質にさらされているために起きる、もしくは遺伝因子により起きるなどともいわれています。

アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と呼び、下記のものが有名です。

  • スギやひのきの花粉などの花粉
  • 食物や薬物
  • ダニ
  • ハウスダスト

上記のアレルゲンに、免疫が異常反応をおこし、かゆみや痛み、時には呼吸困難などの発作を引き起こします。

一般にアレルギー諸疾患はアトピー素因が遺伝子に組み込まれた体質を受け継いだ人に選択的にあらわれます。選択的ですからアトピーにならない方もいます(つまりアレルギー性疾患の発症には、遺伝因子環境因子が影響します)。

日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎のアトピー素因の定義は

1)自分の今までの人生で(既往歴)、
もしくは血のつながった人で(家族歴)、

  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎・結膜炎
  • アトピー性皮膚炎

のうちのいずれか、あるいは複数の病気を持つ、もしくは

2)体の中でIgE抗体を産生しやすい素因

とされています(IgE抗体については下記参照してください)。

アトピー素因を持つ人は、アレルギー諸疾患(下記疾患)を生じる免疫的な傾向を持つ状態を示します。

  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎・結膜炎(代表的なものとして花粉症)
  • アトピー性皮膚炎など

その他、アレルギー性胃腸炎、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹があげられます。また関節リウマチといった膠原病や円形脱毛症も自己免疫疾患による一種のアレルギー症状になります。

免疫とは細菌やウイルスなどから体を守るシステムです。

免疫は通常、細菌やウイルスなどの病原体から体を守るために働きますが、アトピー素因の人では、それが過剰に働いてしまいます。

そのため、ダニやハウスダスト、スギやイネ科の花粉や、場合によっては卵白、牛乳に接したとき、過敏に反応し結果的に、気管(空気の通り道)、鼻、眼、皮膚などで炎症を起こす体質を持っているのです。

アトピー素因はある程度遺伝するといわれています。ある程度遺伝するとは、原因となる遺伝子が複数存在するため、いくつかの遺伝子が組み合わさらないとアトピー素因として発現しないからです。

また、実際の発病には生活環境も関係してくるので、アトピー素因によるアレルギー諸疾患は、遺伝するとは言えないのです。

本人や家族がぜんそくや花粉症がある場合には、アトピー素因をもっているので、アトピー性皮膚炎を生じやすいと思われます。

また、IgE抗体とは、このような免疫が過剰に働く状態を起こす物質の1つで、リンパ球というある種の白血球細胞から出されます。

検査

皮膚科などでは、治療の前に、アレルゲンの特定をするための検査(パッチテストや血液検査)を行います。1つだけでなく、複数のアレルゲンに対して反応がある方も多いため、複数の反応を一度に検査します。

当院では、血液検査でアレルゲンに対する抗体(IgE抗体)を測定しております。

治療

治療については、何に対するアレルギーかによって様々ですが、最も基本となる治療は原因抗原の回避と除去です。花粉症等の場合など、薬物による対症療法や、一部免疫改善の療法もあります(*舌下免疫療法については当院ではまだ行っておりません)。

まずは、検査をして、また、生活環境などもお伺いしたうえで、適切な対応をいたします。ご心配な方も遠慮なく当院にご相談ください。

花粉症について

花粉症

花粉症は、I型アレルギー(注)に分類される疾患の一つで、植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。

症状はくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴です。

注:Ⅰ型アレルギー

即時型アレルギー、アナフィラキシー型とも呼ばれ、皮膚反応では15分から30分で最大に達する発赤・膨疹を特徴とする即時型皮膚反応を示す。

関与する免疫グロプリンは主にIgEである。

IgE抗体が肥満細胞とよばれる炎症性細胞などに結合し、そこにアレルゲンがくっついて、種々の化学伝達物質が肥満細胞などからでてくる。その結果平滑筋収縮(気道が狭くなる 息苦しい)、血管透過性亢進(血液が血管の外の皮膚にでてくる 蕁麻疹 発疹)、腺分泌亢進(痰が増えたり、鼻水や涙が大量に出たり)などをきたしアレルギー反応が出現する。

Ⅰ型アレルギー反応による代表的疾患にはアトピー型気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシーショックなどがある。

治療について

治療には症状を抑えることが目的の対症治療と、花粉症そのものの治癒を目指す根治治療(舌下免疫療法)があります。また、症状が出る前から予防的に薬を服用することを行う初期治療もあります。

(*現在当院では、ステロイドの注射や舌下免疫療法は行っておりません。)

症状がひどくなると炎症を抑えるのが難しくなる傾向があるので、できるだけ早期に当院をご利用ください。