次のような症状がある方は受診してください
- 息苦しい
- 咳がとまらない
- 痰がからむ
- ゼーゼーと息をするなど
呼吸器内科
Respiratory
気管支喘息、気管支炎、肺炎、肺気腫、サルコイドーシス、気胸、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの一般的な呼吸器疾患
呼吸器の病気は、主に喉から肺にかけて起こります。呼吸に関する病気ですので、苦しくなったり、呼吸困難になったりします。
単なる発熱であっても、肺炎に至るなど、最初は大したことがない症状でも、長引いたり、大事に至るケースもあります。
当院では、患者様の症状にあわせて正確な診断を行い、最適な治療が選択できるように丁寧な診療を心がけています。
一般的にぜんそくは気管支喘息(きかんしぜんそく)のことをさし、慢性的に気管支(または気道)の粘膜が炎症をおこす病気です。呼吸困難の発作や喘鳴(ゼーゼーやヒューヒューと音を立て息苦しくなる状態)、咳などの症状をおこします。
ぜんそくの原因は様々ですが、多くは気管支にアレルギー反応が起きて発症します。その他にも、運動や薬剤が原因となって発症することがあります。
ぜんそくの治療については、気管支の炎症を主に吸入ステロイド薬をつかってコントロールしていくことが一般的です。また、症状によっては、気管支拡張作用のある注射をしたり、点滴をすることで炎症をおさえます。症状が改善しない場合は入院をして治療することもあります。
ぜんそくは、お子様の代表的な呼吸器疾患としても知られていますが、成人になって発症することもあります。ぜんそくの症状が疑われる場合は、ぜひ当院にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っているときに、「無呼吸(10秒以上呼吸が止まること)」の状態が1時間あたり5回以上、または、7時間の睡眠の中で30回以上ある場合に診断される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。
英語でSleep Apnea Syndromeといわれ、SASと略して呼ばれることもあります。
当院では、今後症状にあわせて、CPAP装置を使った治療や、マウスピースを使った治療を行っていく予定です。また、外科的治療が必要な場合もございますので、その場合は、近隣の信頼できる医療機関をご紹介いたします。
COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は慢性閉塞性肺疾患の英名で、代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり、恐ろしい病気として知られています。
様々な有毒なガスや微粒子の吸入、特に喫煙などがきっかけになり、肺胞の破壊や気道炎症がおき、息切れが生じる病気です。
COPDの初期は無症状で、自覚のないことがあります。病気が進行すると、呼吸の効率が悪化して、息切れや、たんの増加などの症状が出てきます。初めは階段や坂道での上りの際に症状があらわれますが、次第に会話などの日常動作にもあらわれるようになります。重症化すると、通常の呼吸が困難にになり、酸素吸入療法が必要になります。
以前は、治療方法がない病気と言われていたこともありますが、現在では、治療可能な病気であることが浸透しています。
COPDの初期段階で、喫煙されている方には、まず禁煙からはじめていただきます。症状の段階によって、長時間作用型抗コリン吸入薬や長時間作用型ベータ刺激吸入薬などの薬物投与による治療を行うことがあります。また、呼吸のリハビリテーションとして、運動療法や呼吸トレーニングによって改善を図っていくこともあります。
自覚症状が無くても、特に喫煙されている方は、COPDである可能性があります。出来るだけ早い段階で当院にご相談ください。
保険適用で禁煙治療を受けるには、次の要件を全て満たす必要があります。料金は、3か月で、12,000円~17,000円程度です。
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