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院長ブログ

気管支喘息の診断(2019.11.10更新)

気管支喘息の診断の目安

 咳や息苦しさで医療機関にかかって、以下のような条件を満たすと、気管支喘息と診断されます。

1.発作的に息が苦しくなる、ゼイゼイする、胸の息苦しさ、咳がくりかえす

2.悪くなったり良くなったりする、可逆的な気流制限(肺の中の空気の通りにくさが悪くなったり、よくなったりする)

 呼吸機能検査で空気の流れが検査できます。

3.気道過敏性の亢進(喘息でない人では反応しない程度の弱い刺激でも、喘息の患者さんでは気道の収縮反応が起きる)

 4.気道の炎症の存在 (痰の中にアレルギーを示す細胞である好酸球が増えて来ます。また吐く息の中に、一酸化窒素(NO)という気体が増加してきます。)

5.アトピー素因(血液検査でアレルギーを示すIgEというタンパク質が高い値を示したり、アレルギーの病気が以前あったりするなど)

 6.他の病気がないことを確認する

  これらのうち、特に1,2,3,6が大切です。

 

気管支喘息と区別しないといけない、主な他の病気

 多くの区別すべき病気がありますが、大切なものをいくつかあげると、以下のようなものがあります。

1.心不全(心臓のポンプとしての働きが悪くなった結果、血液が肺に滞ってしまう、その結果ひゅーひゅーと呼吸困難になったりする)

2.気管支結核 (X線ではうつらないが、痰の検査で結核菌が検出されるタイプの結核感染症)

3.慢性閉塞性肺疾患(タバコを長年吸った結果、気管支に慢性的に炎症を起こしたり、肺がこわれて肺気腫という状態になって、痰や咳、呼吸苦が出てくる病気)

4.そのほか肺がんや肺梗塞(肺の血管に血の塊がつまり、呼吸困難をきたす)なども区別すべき病気として重要です。

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