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喘息の基礎的事項は、少し一休みいたしまして(図を描くのがちょい大変 すいません。)、台風がやってきて、みなさんのところも大変な目にあわれたかと存じます。犠牲者の方々ならびに損害を受けられた方々に対し、心よりお祈り申し上げます。
さて、台風は急激な気圧の低下を引き起こし、一部の気管支喘息の患者様には喘息の状態を悪化させることが以前からわかっています。雨をもたらす低気圧の場合、マスクをすることで少し発作を和らげることができるとおっしゃせる先生もいます。台風の場合はどういう具体策があるでしょうか。まずは身の安全確保、不安を最小限にする(不安は喘息を悪化させる第3位の因子です。)。そのうえで、臨時の吸入薬を、常時使う薬といっしょに常に持ち歩くなどでしょうか。雨風などを吸い込まないためにマスクは少し有効かもしれません。もちろん悪化してしまった場合は、是非医療機関の受診をお願いいたします。
これからまだ台風はやってくると思われます。それぞれが日頃から自分の心構えとして備えておき、少しでも喘息悪化を防げたらと思います。

いそご内科・呼吸器内科
山本 栄治 医師
日本内科学会 総合内科専門医/日本アレルギー学会 アレルギー専門医/感染症コントロールドクター(ICD)
1994年に医師免許を取得。国立長崎中央病院での研修、長崎県の離島医療、神奈川県内の病院・呼吸器専門医療機関での診療を経て、2019年5月にいそご内科・呼吸器内科を開業。
総合内科・呼吸器内科・アレルギー科を診療しています。症状の経過と診察・検査を踏まえ、病気の状態と治療の考え方を筋道立てて分かりやすく説明することを大切にしています。