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喉頭アレルギーとは、鼻や口から吸入されたアレルギー反応を起こす物質(抗原)によって喉(のど)の粘膜にひきおこされる、アレルギー反応です。
症状としては8週間以上続く咳、喉の痰がからんだような感じ、かゆい感じ、イガイガ感、チクチクした感じを特徴とします。
上記症状があり、血液検査などでアトピー素因を証明し、耳鼻科的に声門付近に腫瘍などがないことを確かめ、抗ヒスタミン剤(アレルギーの薬の一種)が有効であることを証明すれば、診断されます。
治療は抗ヒスタミン薬の内服が基本です。場合によっては吸入ステロイドや漢方薬(麦門冬湯、麻黄附子細辛湯)が用いられます。
ちなみにスギ花粉症の30~50%に咳と喉頭症状を認めることが報告されています。季節性アレルギー性鼻炎によってひきおこされる喉頭アレルギーの場合、ステロイドの点鼻の併用が有効です。