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さて、前回までは病原体による咳、もしくはそれによって気道の反応性が一過性に敏感になり感染後に咳が残るパターンをみてきました。
それ以外の慢性の炎症による咳として、
があります。例えるなら川の上流は鼻、中流は気管、下流は肺の奥の方(末梢)の気管支と考えられます。
では上述した6個の病気について一個ずつお話していきたいと思います。
(注: 空気の流れの悪くならない 慢性気管支炎もあります。)
治療は、禁煙、気管支拡張薬(抗コリン剤とよばれるもの)の吸入などです。悪化していけば、気管支拡張薬(β刺激薬とよばれるもの)の追加、内服薬の追加、それでも日常生活がおびやかされれば、24時間中酸素をつけての生活(在宅酸素療法)となります。