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気管支喘息は、風邪、インフルエンザ、湿度や温度差、過労、ストレス、生理、妊娠などで悪化します。そして気管支喘息には
重症度の分類と発作強度の分類があります。例えると重症度は台風の中心気圧の低さや大きさで、発作強度は最大瞬間風速のようなものです。
気管支喘息の重症の度合い(重症度分類)として以下の表のようなものがあります。成人と大人では若干その分類に違いがみられますが、大筋は同じです。
気管支喘息重症度の分類(成人)
喘息予防・管理ガイドライン(成人) 2018 より
気管支喘息の重症度分類 (小児)
重症度 | 症状の程度ならびに頻度 |
間欠型 |
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軽症持続型 |
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中等症持続型 |
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重症持続型 |
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最重症持続型 |
|
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017
また、気管支喘息が、風邪などを契機に急に悪くなった時(急性増悪といいます)、喘息の発作がどれくらいひどいか (喘息症状・発作強度といいます) の分類もあります。
表 喘息症状(発作)強度の分類-喘息症状の程度(成人)
発作が起こったら
公益財団法人 日本医療機能評価機構 の HP より
気管支喘息はアレルギー疾患です。このアレルギー反応を悪化させるような感染や気温湿度、大気の汚染、過労、ストレス、深酒、などがおきると発作が起き、それのコントロールが悪いほど重症度分類も重症に分類されていきます。
手洗い、うがい、規則正しい生活など自分でできる予防策はいくつかあります。自分で日頃からできる小さな努力を積み重ねて、大きな喘息発作にならないようにしていきましょう。