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肺がんや肺のその他の腫瘍(中皮腫など)は、症状がないことも多いですが、進行してきたり、合併症を起こしたりすると、発熱、呼吸困難、胸痛、痰、血痰さらに、咳をだしたりします。肺がん患者さんのうち、6割の患者さんに咳が認められます。
肺がんや肺腫瘍は喫煙したことのある高齢の人に多いことがわかっています。またアスベスト吸入歴のある方は、悪性中皮腫という悪性腫瘍になりやすいこともわかっています。
咳が2週間以上続く場合、胸部X線写真や胸部CTなどの検索を行うことが重要です。
肺がんの場合は、肺がんそのものに対する治療を行うと咳が軽減することがあります。
進行がんの場合、少数の肺がん患者集団で、モルヒネ製剤などが咳を少なくするのに有効との報告もありますが、その使用については主治医と相談の上、使用するかどうか決定することになります。