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長く続く咳の分類や、その咳の原因にはどのような疾患があるのでしょうか?
日本呼吸器学会の咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019によると、3週間未満の急性咳嗽、3週間以上8週間未満の遷延性咳嗽、8週間以上続く慢性咳嗽に分類します。
急性咳嗽の原因の多くは感冒を含め気道の感染症です。それが遷延性咳嗽になると、気道感染の率は減っていき、慢性咳嗽になると咳の原因として一番多いのは咳喘息です。以下、慢性閉塞性肺疾患や感染後咳嗽などが原因として続きます。
頻度として多くはないのですが、見逃してはいけないものに、肺がんや肺結核があります。これらは胸部エックス線写真ではかならずしも写らないこともあり、場合によっては胸部単純CTでの検査が必要です。
以上をまとめると、2週間を超えて続く咳の場合は医療機関を受診されることをお勧めいたします。

いそご内科・呼吸器内科
山本 栄治 医師
日本内科学会 総合内科専門医/日本アレルギー学会 アレルギー専門医/感染症コントロールドクター(ICD)
1994年に医師免許を取得。国立長崎中央病院での研修、長崎県の離島医療、神奈川県内の病院・呼吸器専門医療機関での診療を経て、2019年5月にいそご内科・呼吸器内科を開業。
総合内科・呼吸器内科・アレルギー科を診療しています。症状の経過と診察・検査を踏まえ、病気の状態と治療の考え方を筋道立てて分かりやすく説明することを大切にしています。