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好中球を中心とする炎症反応|いそご内科・呼吸器内科|京急杉田駅徒歩3分|JR新杉田駅徒歩6分|ブログ

好中球を中心とする炎症反応

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喘息の病態をつくる原因は多様です。一部の喘息では、前述した好酸球ではなく、好中球による炎症が病態に関与していることがわかっています。

 

 

注1:樹状細胞; 樹木のような形をした細胞で、異物を発見するとそれを自分にとりこみ特徴を覚え、その情報をリンパ球に教え、その異物を攻撃するように指示を出します。

 

注2:Th0細胞 (ナイーブTh細胞); リンパ球のうち免疫の働きを調節するヘルパーT細胞があります。そのヘルパーT細胞が胸腺で分化成熟した後、まだ外来抗原と出会ったことがない細胞をナイーブTh細胞、略してTh0細胞といいます。

 

注3:Th17細胞;ヘルパーT細胞にはいくつかの種類があり、そのうちのひとつ。サイトカインの一種であるインターロイキン17を産生するのでこの名前がつきました。免疫系の病気に関係しているとされています。

 

注4:マクロファージ;死んだ細胞や細菌などの異物を貪食する細胞です。貪食した物質を細分化しその一部を細胞表面に情報として表出して、ヘルパーT細胞にその情報を伝える働きももちます。また、抗原を取り込むと各種のサイトカインを放出します。

 

注5:グループ3自然リンパ球;Tリンパ球やBリンパ球とは異なるリンパ球。産生するサイトカインの違いでグループ1から3まで分類されます。グループ3自然リンパ球は多くが腸管に存在し、腸内細菌と腸管の免疫に重要な役割をしていると考えられています(理化学研究所 HPより)。