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気管支粘膜の繰りかえす炎症がきっかけとなり、気管支の内側の空間が拡張してもとにもどらなくなった状態のことです。原因は感染症や遺伝的要因など様々です。
副鼻腔気管支症候群や、びまん性汎細気管支炎と併存することも多く単一の疾患ととらえることは難しい病気です。
症状は、繰り返す咳、膿性の痰、特に朝に多い痰です。時に血痰をともないます。
診断は性能の優れた胸部単純CTで気管支拡張像とその分布などを証明することです。そのほか行う検査として痰の細菌培養の検査があります。
気管支拡張症の治療は、痰があれば痰の原因に対する治療、例えば細菌感染症が原因ならそれに適した抗菌薬の投与となります。