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副鼻腔炎は副鼻腔(顔面を形づくる骨の中の空洞)の炎症です。俗にいう蓄膿症です。症状は鼻づまり、鼻汁、味がおかしい、わからない、顔が痛いなどの症状が出ます。
発症して4週以内を急性副鼻腔炎、12週以上経っているものを慢性副鼻腔炎と呼びます。
診断は鼻の穴を耳鼻科的に観察し、膿もしくはねばりけのある鼻水もしくは鼻茸(花の中のポリープ)を認めれば診断がつきます。
2000年ごろから好酸球性副鼻腔炎という新しいタイプの副鼻腔炎の報告が増えて来ました。特徴は気管支喘息の合併が多いということです。
治療は抗菌薬投与が基本となりますが、慢性副鼻腔炎では少量のマクロライド系と呼ばれる抗菌薬約3か月間内服したりします。